「国家の根幹」発言に思う

近畿ブロックの某市の首長がフリースクールに関して「国家の根幹を崩す」と発言し、それによって批判の声が挙がっています。
当ブログ運営者からしてもこの発言は疑問です。

当ブログ運営者は就学義務の見直しを目標に声を挙げるための活動をおこなっております。
署名活動第4号、2022年10月7日の記事で扱っております。
当記事をご覧の方に声を挙げていただけると幸いに存じます。

こども家庭庁の発足に思う

こども家庭庁という国の省庁が2023年4月1日に発足されています。
これまで縦割りであった子供関連の政策を一元化するのが意義とされています。
縦割り行政であったものを一元化するのはまだしも、「家庭」という文字が含まれていることに疑問です。

「家庭」という文字

当初は「こども庁」という名称で想定されていましたが、そこに「家庭」という文字が追加されています。
与党の一部から「子は家庭を基盤として成長する存在」「子の育ちを支えるためには家庭を支えることが重要」という声があるのが背景とのことです。
与党と申しますと改憲案で家族尊重の義務づけに言及されていることが連想されます。

家庭ありきの印象

「家庭」という文字が含まれているのは「子は家庭ありき」という印象です。
どの子も家庭に居場所があるわけではありません。
異なる表記をすると、どの家庭も子にとって安心で有益な存在というわけではありません。
名称は家庭ありきではないものに見直し、過酷な・複雑な家庭環境に置かれている(もしくは置かれていたことのある)人間への配慮が必要です。
家庭(と学校)を前提とするのではなく、家庭でも学校でもない居場所を拡充させるなど、個人に目を向けていただきたいものです。
表題の件に限らず名称などの言いまわしを追及すると「名だけにこだわるなんて」「言葉狩り」と反論されることがありますが、(名だけではなく中身がともなっていなければならないにしても)言いまわしによる印象を見すごして良いわけではありません。

当ブログ運営者は「家族尊重義務に反対」と声を挙げるための活動をおこなっております。
署名活動第6号、2022年10月9日の記事で扱っております。
当記事をご覧の方に声を挙げていただけると幸いに存じます。

走行税登場の可能性に思う

自動車の走行距離に応じた課税(走行税。走行距離課税、道路利用税とも)の登場の可能性に関して、政府税制調査会(2022年10月26日の第20回総会)で言及されています。
特に主要地区(東京圏、中京圏京阪神、札仙広福)以外の土地から否定的な声が挙がっているとのことです。
当記事投稿時点では見送りとされていますが、下記のとおり申し上げたいことがあるため、扱っております。

自家用車偏重社会に異を唱えるべき

主要地区以外はたしかに自家用車中心の社会(車社会)なのが現状です。
生活にかかわる問題であるゆえに導入に否定的な意見が出されているのは自然なことです。
しかし、それだけでは納得しがたいことがあります。
それは「自家用車偏重社会に異を唱えるべきなのではないか」ということです。
自家用車を持ちたくて持ったり、運転したくて運転したりするのならまだしも、自家用車を持っていないと、運転できないと不便か最悪生活が成り立たない状況は考えものです。
自家用車での移動が前提となっているゆえに不本意ながら自家用車を持ったり運転したりしている人間にとっては、自家用車偏重社会は酷なことではないでしょうか。
「自家用車前提の土地が不満なら公共交通が充実している土地に出れば良い」といわれるのかもしれません。
現在暮らしている土地を離れることはたしかに1つの手ですが、事情があってかなわない・困難な人間もいるのです。
また、現時点では自家用車を不自由なく安全に運転できている人間も未来永ごうそれができる保証はありません。
ゆえに自家用車偏重社会に異を唱えることが必要なのです。

自家用車偏重社会の見直しを

走行税の是非以前に下記のいずれかで自家用車偏重社会を見直すべきです。
●公共交通の拡充
●すでに充実している土地への集約
前者は主要地区・主要地区以外を問わず全国すみずみまで交通インフラを整備するというものです。
どの土地に暮らしているのかを問わず利便性が確保されている状況はもちろん望ましいことです。
金のこと(財政)を気にしなくて良いのなら最優先レベルでおこなっていただきたいものごとですが、現実的には気にしないわけにはいかないのが課題です。
一方、後者は一部の土地で行われているコンパクトシティ化を全国で行うというものです。
前者と比べると金がかかりませんが、充実していない土地で暮らしている人間からは居住・移転の自由をめぐる反対論が生じうるのが課題です。
また、「どこからどこまでを充実しているとみなすのか」という基準が議論となるところです。
少なくとも「(居住用としての)土地は存続、交通インフラは切り捨て」という現に行われているやり方よりは(個人的には)増しです。
前者と後者のいずれが増しなのかは各人思うところがあるのかもしれませんが、なんらかの形で自家用車偏重社会から転換していただきたいものです。

月間アクセス数(2023年11月)

2023年11月のアクセス数をお知らせいたします。

2023年11月のアクセス数

2023年11月のアクセス数は4です。
内訳は同月18日が2、同月1・27日が各1です。
前年同月(2022年11月)との比較は±0です。
●開設(2022年10月1日)からの合計:74
●2023年の合計:53
●開設2年目(2023年10月1日から)の合計:11
アクセスしていただいた方ありがとうございます。

月間アクセス数(2023年10月)

2023年10月のアクセス数をお知らせいたします。

2023年10月のアクセス数

2023年10月のアクセス数は7です。
内訳は同月2・9・10・14・17・28・31日が各1です。
前年同月(2022年10月)との比較は2増です。
●開設(2022年10月1日)からの合計:70
●2023年の合計:49
●開設2年目(2023年10月1日から)の合計:7
アクセスしていただいた方ありがとうございます。

当ブログ開設1年

当ブログは2023年10月1日で開設から1年を迎えております。
これまでにアクセスしていただいた方ありがとうございます。
今後もどうかよろしくお願いいたします。
初めてアクセスしていただいた方このたびはアクセスありがとうございます。
これからどうかよろしくお願いいたします。