例のウイルス軽視論を肯定しているわけではない

当記事は活動を行うにあたって考えていることに関して発信しているものです。
当ブログ運営者は例のウイルス騒動をきっかけに署名活動を立ち上げておりますが、例のウイルス軽視論者(以下、「軽視論者」と表記。いわゆる「反コロナ」)ではありません。
移動自粛のあり方は疑問ですが、例のウイルス軽視論を肯定して署名活動などの活動をおこなっているわけではないということです。
署名活動第1号(移動自粛のあり方)と同第2号(声を挙げる機運)を立ち上げた当初はたとえ軽視論者からでも署名活動に協力を得て声を挙げたいという思いがありました。
また、主要地区(東京圏、中京圏京阪神、札仙広福)以外でも例のウイルス騒動関連の抗議活動をおこなっていただきたい思いがありました。
しかし、今となっては、軽視論者に頼るのは間違いでした。
活動をおこなっているうちに「軽視論者とはどこか異なる」と感じるようになったのです。

第1号「移動自粛のあり方の見直し」

署名活動第1号は移動自粛のあり方に疑問で立ち上げているものです。
「移動自粛によるマイナスの影響が心配」「移動自粛頼りではないことが望ましい」という部分「だけ」は多少重なる部分もあるのかもしれません。
しかし、移動自粛に対しての向き合い方は異なります。
軽視論者は「移動自粛は無視すれば良い」と提唱しているようですが、当ブログ運営者は「無視すれば良い」とは思いません。
無視したところで状況が改善されるわけでも例のウイルスが落ち着くわけでもないのではないでしょうか。
軽視論者の提唱のとおり無視した人間が万が一感染したり、それゆえの特定などの不利益をこうむったりした場合、味方となるのでしょうか。
軽視論者がしきりに提唱している「ただの風邪」と突き放すのでしょうか。
移動自粛は従ったうえで声を挙げるべきです。
「移動自粛に疑問、だから目をそらす」というのが軽視論者、「移動自粛に疑問、だからあり方の見直しを目標に声を挙げる」というのが当ブログ運営者です。
また、この署名活動の本質は下記のとおりですが、軽視論者はこのことに関してどのように考えられているのでしょうか。
●地元至上主義的な施策(一部の都道府県では名指しで「○○との移動を自粛」と呼びかけ。名指しされた側の都道府県で暮らしている人間にとっては良い気はしないだろうし、名指しする側の都道府県で暮らしている人間にとっては他都道府県を対象とする活動にマイナスの影響)
●土地による対応への格差(「どの都道府県が移動自粛の対象であるのか」「対象となる基準」「移動歴の公表の有無」は都道府県によって異なる)

第2号「行政に声を挙げる機運」

署名活動第2号は行政に声を挙げる機運が主要地区偏重に疑問で立ち上げているものです。
こちらも署名活動の本質は土地による(主要地区と主要地区以外)格差の問題です。
繰り返しですが、署名活動を立ち上げた当初はたとえ軽視論者からでも署名活動に協力を得て声を挙げたいという思いがありました。
一方、例のウイルス関連の抗議活動はなぜか主要地区しか対象としていません。
移動自粛のあり方は疑問ですが、主要地区のことしか考えられていない軽視論者の対応もまた疑問に感じていたのです。
軽視論者とは「どこか異なる」と感じている今となっては「この署名活動の意味は薄れている」と感じないわけではないのですが、「例のウイルス騒動関連以外でも使えうるもの」と考えて継続しております。
例のウイルス関連にしてもほかのものごとにしても疑問に思うことに対して声を挙げること自体は否定いたしませんが、内容まで共感するのかどうかは別です。

第8号「地方体制・国対地方のあり方の見直し」

署名活動第8号は地方体制の現状に疑問で立ち上げているものです。
同第1号・第2号と異なりまして、「軽視論者とはどこか異なる」と感じてから立ち上げているものですが、例のウイルスをきっかけに立ち上げていることから扱います。
この署名活動の本質は地方体制・国対地方のあり方の問題です。
例のウイルス対応は都道府県任せなのが現状です。
都道府県任せゆえに移動自粛のあり方などの格差が生じていることは見すごせない問題です。
移動自粛自体以上に問題です。
せめて移動自粛のあり方が全国で共通なら移動自粛の印象もここまでひどくはないのかもしれません。
中央集権か地方分権かを問う問題ですが、地方分権の推進は都道府県任せの対応を助長することとなりかねないです。
軽視論者なのかどうかを問わずそこのところが合っているのかが気になるところです。

軽視論者とは異なる形で活動

当ブログ運営者は軽視論者とは異なる形で活動をおこなっております。
当ブログ・「Twitter」アカウント、いずれも単にご覧いただくだけならかまいません。
情報発信のために使っている者としてはできる限り多くの人間にご覧いただくことが必要であるためです。
しかし、それなりの関係を構築する(仲間として活動をする)となると少なくとも価値観、できることなら立場に共通性があることが重要です。
件の署名活動は「例のウイルスを軽視していないし、移動自粛を無視するわけではないが、移動自粛のあり方は疑問」という方にご協力いただきたいところです。